【ザ・下町北千住】

ファミリー人気エリア

ドラマや映画のロケ地になったりするほど味のある街並みが広がる『北千住』。かつては街道が複数あったことから江戸近郊にある宿場町としては最大級と言われるほど栄えた街で、その名残で今も多くの商業施設が集まり都心から程よく離れているため物価も安くコスパが良いことでも知られています。今回はそんな北千住を紹介していきます。

【商店街とショッピングモール】

旧日光街道に沿って伸びる古き良き時代の名残を多く残す「宿場町通り商店街」や今どきのお店が集まる「千住ほんちょう商店街」、北千住駅西口から伸びるメインストリートには歩道のアーケードが特徴の「きたろーど1010 北千住西口美観商店街」、北千住駅東口メインストリートに沿って伸びる「学園通り旭町商店街」は季節ごとに様々なイベントが開催されます。どの商店街も規模が大きく個性があり興味をそそるお店ばかりが軒を連ねます。

そんな力強い商店街と共存するのが駅直結型ショッピングモールの「ルミネ北千住」と「北千住マルイ」です。駅前だけで行動すれば下町感ゼロなのが北千住の特徴とも言えます。そして、京成本線「千住大橋駅」の前にはスーパーや飲食店、家電量販店、医療機関、天候に左右されずに遊べる大型屋内公園「ピュアハートキッズランド」などが入る大型複合施設「ポンテポルタ千住」があり効率よくお買い物を済ませることが出来ます。

【江戸っ子仕様の銭湯】

下町に欠かせないもの・・・そう「銭湯」です! 北千住周辺には6軒の銭湯があり、どの銭湯も歴史が深く、建物外観もそれを物語っています。キングオブ縁側を有する「タカラ湯」には男湯に設けられた日本庭園を望むことができる立派な縁側があり、湯上がりのひとときを最高のものにしてくれます。毎週水曜日には男湯と女湯が入れ替わるので女性でも縁側を楽しむことができるのも嬉しいポイントです。塩サウナと子供も喜ぶ小プールがある「ニコニコ湯」、駅徒歩1分の「梅の湯」、2013年11月28日にリニューアルオープンし昔ながらの外観は残しつつ新たに生まれ変わった浴室が若者にウケている「大和湯」など、どの銭湯も特色が異なり気分で使い分けできそうです。そして、北千住の銭湯に共通して言えることは湯の温度が高く江戸っ子仕様となっていること、ぬる湯なども用意している銭湯もありますが平均して42℃を超えてくる辺りさすがです。

【東京都中央卸売市場 足立市場】

千住大橋駅から徒歩2分、北千住駅からは徒歩13分の場所にある都内で唯一の水産物専門の中央卸売市場「東京都中央卸売市場 足立市場」。安土桃山時代の天正年間(1580年頃)から存在する歴史ある市場で神田市場、豊島市場と並び当時は江戸の三大青物市場に数えられた幕府の御用市場としての経歴があるすごい市場です。青果を取り扱う部門を北足立市場へ移転したことにより水産物専門の市場となりました。普段はプロの仕入れ業者のみの入場ですが、奇数月の第2土曜日(1月は第3土曜日)に「あだち市場の日」とし一般のお客さん向けに市場を開放しています。

市場の醍醐味といえば「市場飯」。正面入口から入って直ぐ右手の建物に5軒の食堂があり、市場関係者や地元の人で賑わいます。新鮮な魚を頂くなら寿司一択という人は「武寿司」、贅沢に海鮮丼で頬張りたい人は「とくだ屋」、揚げ物や海鮮定食で召し上がりたい人は「しいはし食堂」、看板メニューの八戸らーめんや天丼など豊富なメニューで昼間から一杯ひっかけたいなら「かどのめし屋」、千住にゆかりのあるネギと市場のマグロを使用した名物ねぎまそばが人気の「たけうち」、どのお店も満足できること間違いないでしょう。

出典画像:武寿司

【水害対策必須】

2019年の台風19号、記録的な大雨が続き荒川の水位を下げるため、水を溜める大規模な調節池や遊水地などが総貯留量の90%に達するほどギリギリの状態だったそうです。下流の方に位置する北千住付近の水位が上がった場合は首都圏外郭放水路を使い隣の江戸川へ水を逃がす事により洪水を防いでいます。もし、江戸川と荒川が同時に水位が上がり決壊するようなことがあれば、海抜0メートルを含む北千住地域一体は浸水の深さが最大で5メートル以上、2週間以上の浸水継続時間が想定されます。

荒川(浸水想定区域図・浸水継続時間)(PDF:4,291KB)

【北千住の交通とロケーション】

4社5路線が利用可能なビッグターミナルで特に都心へのアクセス性が良好です。東武スカイツリーラインやつくばエクスプレスを利用すれば東京を代表する観光地「東京スカイツリー」や「浅草」へ簡単にアクセスが可能、仕事でも遊びでも高い利便性を発揮します。

〈ビジネスエリア〉

  • 東京メトロ千代田線「大手町駅」約15分
  • 東京メトロ日比谷線~銀座線「神田駅」約20分
  • 上野東京ライン「東京駅」約21分
  • 東京メトロ千代田線「赤坂駅」約25分
  • 東京メトロ日比谷線「虎ノ門ヒルズ駅」約31分

〈レジャースポット〉

【北千住の住まい】

都心からも程よい距離感にあることから都心に勤めるファミリー層から人気も高く、物価も安いことから単身者にも人気なロケーション。駅前には高校・大学もあるので学生も多く集まります。

  • ズーム北千住:築2021年3月
  • 千住ザ・タワー:築2021年1月
  • プレシス北千住:築2016年1月
  • デュエット北千住マキア:築2013年1月
  • レーベンリヴァーレ北千住プライムアート:築2011年8月
  • アイフォート千住曙町:築2009年5月
  • ベリスタ千住仲町:築2009年3月
  • イニシア千住曙町:築2009年1月
  • ライオンズ北千住マークレジデンス:築2008年2月
  • グランシティユーロパレス北千住:築2006年10月
  • 北千住パークハウス:築2006年10月
  • アトラスタワー北千住:築2004年1月
  • レクセルマンション北千住:築2003年5月
  • コスモシティ北千住:築2000年2月
  • シテヌーブ北千住30:築1990年2月

【まとめ】

駅前は都心部の駅と遜色ないほど栄えており、駅から離れれば下町情緒漂うレトロな街並みが広がるギャップ差が大きい街です。高い利便性、静かな住環境、両方手に入れたいという人には持って来いの生活環境といえます。ただ、水害リスクを考えながらの暮らしは切っても切れないロケーションなので浸水被害を想定した防災の準備などは常にしておいたほうが良さそうです。

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